手軽にできる!ピアノメンテナンス


オンライン楽器レッスン Joyle(ジョイル)ピアノ講師の松橋朋潤です。

今回は、意外と簡単にできるピアノのメンテナンス法をご紹介します。

キーピン磨き

キーピン
キーピン

いきなり、「キーピン磨き?、なにそれ?!」という感じですが、これは各鍵のピンを磨くことです。

キーピンとは、その名の通り「キー(鍵)」についているピンのことで、左の写真のように鍵盤に対して垂直に置かれています。このピンがあることで、打鍵した際に下まで行き過ぎないわけです。

打鍵を繰り返すことで、キーピンが当たる部分のフェルトが削れ、そのカスがキーピンに付着します。あまりに付着すると鍵の動きが悪くなるので、気になった時などに掃除するのが理想です。鍵を指で押し上げて落ちるのが、良い鍵の動きです。

キーピン&キャプスタン磨き
キーピン&キャプスタン磨き

このキーピン磨きで登場するのが、「キーピン&キャプスタン磨き」という道具。この棒を使ってキーピンを磨きます。

磨く時は、業務用シリコンオイルを染みこませるとより綺麗になります。余談ですが、このシリコンオイルを日本で作っている会社は信越化学工業さんだけなので、とても貴重な品です。

また、各鍵のフェルトによって、鍵の「横の動きの遊び」も変わってきます。この遊びがないと、和音を弾くときに鍵を寄せにくくなったり、グリッサンドがやりにくくなったりします。キーピンを磨くときに、一緒に見てあげると良いでしょう。

実際のキーピン磨きの様子です。

湿度の管理

ピアノの保管で大切なのは、なんといっても湿度です!

理想的な湿度は、ピアノによっても異なります、概ね50-60%です。僕が普段使っているスタインウエイは、ちょっと低めの40-45%がベストに感じます(低いという人がいるかもしれませんが)。コンサートホールなどの専用のピアノ保管庫ですと、50-55%が多いようです。

湿度を保つために、いつも除湿機加湿機のどちらかをかけています。湿度を見るには、温湿度計を使いましょう。除湿、加湿器やエアコンに付属している湿度計は、割といい加減(±10度は当たり前)なものが多くあります。

一方、温度はそれほど気にしなくても構いません。寒すぎず、暑すぎでなければOKです。とにかく重要なのは湿度です。

ちなみに、これは若気の至りなんですが・・。昔、部屋に友人を集めて鍋パーティをして一夜明けたら、調律仕立てのピアノの音が狂っていたことがありました。それ以来、絶対鍋パーティーはやらないようにしています・・・。

あと、グランドピアノをお使いの方は、蓋の開け閉めはこまめにしたほうが良いです。弾かない時は閉じておくようにしましょう。そうすることで、大切なピアノをホコリや湿気から守ることができます。


ピアノをお持ちの方は、ぜひ自己メンテナンスを試してみてください!

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松橋 朋潤(ピアノ)

松橋 朋潤(ピアノ)

東京藝術大学器楽科ピアノ専攻卒業、同大学院修士課程修了。 少ない時間で効果的に上達したい方、本格的な技術向上を望む方、大歓迎です。趣味は料理、飲酒(地酒&ワイン好き)、アクアリウム、サイクルロードレース、ゲーム、スキー。 大学院修士課程修了時、成績優秀者に贈られる藝大クラヴィーア賞受賞。ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会コンチェルト部門初級優秀賞。A1級、C級、D級入選。 Jr.G級ベスト8賞。 第5回日本演奏家コンクール 第1位。第21回レ・スプレンデル音楽コンクール第2位。 第14回日本クラシック音楽コンクール第4位。イタリアにて開催された36thフィナーレ・リーグレ国際コンクール第3位。
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