今日は何の日〜詩人ハインリヒ・ハイネの誕生日


Skype オンライン楽器レッスン Joyle(ジョイル)編集部です。

本日12月13日は、ドイツの詩人、ハインリヒ・ハイネ(1797-1856)の誕生日です。

“ドイツ・リート”と呼ばれるものの中には、皆さんがよくご存知の「魔王」(シューベルト作曲/ゲーテ作詞)のように、元々あった詩に音楽をつけたものが数多く存在します。今日ご紹介するハイネも、様々な作曲家が曲をつけていますので、詩人としては知らなくても歌曲としては知っている作品もあるかもしれません。

ハイネは、デュッセルドルフのユダヤ人家庭に生まれました。名門ゲッティンゲン大学で法律を学び、その後ヘーゲルらの教えを受けた後に作家として『歌の本』などの抒情詩をはじめ、多くの旅行体験をもとにした紀行や文学評論、政治批評等を執筆しています。

職業作家としてドイツで活動していましたが、作中の政治批判・社会批判によりドイツ当局より監視の目を向けられるようになったハイネは、フランス移住を決意。1831年に終の住処となるパリに移り、そこで多くの著名な芸術家(ショパン、リスト、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、ワーグナー、ユーゴー、サンド、デュマetc…!)と交流を持っていたそうです。

晩年は半身に麻痺が出て外出もままならなくなったようですが、病床でも詩作を続け、1856年に58歳の生涯を閉じました。

彼の『歌の本』という代表的詩集からは数々の歌曲が生まれています。リストや、クララ・シューマンもこの詩集の詩に曲をつけているようですが、今日ご紹介するのは特に有名だと思われる、ロベルト・シューマンの「詩人の恋」です。

♪シューマン/詩人の恋 Op.48

この作品は、1840年にシューマンが作曲したハインリヒ・ハイネの詩による連作歌曲(各曲の間で文学・音楽的な関連性をもって構成された歌曲集)です。詩集『歌の本』の中の「叙情的間奏曲」全20篇の中から16曲が収録されています。

第1曲〜第6曲は愛の喜びを、第7曲〜第14曲は失恋の悲しみを、最後の2曲はその苦しみを振り返って歌っていると考えられています。総演奏時間は30分弱と、長大なオペラに比べると短い作品ですが、ドラマがぎゅっと詰まったものになっているのではないでしょうか。

ぜひドイツ語の響きと美しいメロディを楽しみながら、対訳もご覧になって、ドラマティックな詩の世界に浸ってみては?

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